フリーランスエンジニアとして生き残るコツ

フリーランスへの転身がしやすいIT業界では、会社員として一定のキャリアを積んでから独立をする人も多くいる。フリーランスという働き方はストレスフリーいう印象を抱かれがちだが、実際は生き残るために様々なストレスと向き合わなくてはいけない。
競争の激しいフリーの世界で生き残っていく上で重要なポイントの1つに挙げられるのが仕事の選択だ。フリーランスエンジニアの中には仕事内容や報酬を気にせず手当たり次第に仕事を引き受ける人も少なくない。

経験を積むことが業界内での知名度アップに繋がるためけして間違った働き方ではないが、仕事である以上それに見合う収入を得なければ意味がない。エンジニアが受ける案件は早くて1ヵ月、数ヵ月から半年に渡る物もある。
こうした長期に渡って行われるプロジェクトに参加をする時はその間の生活費も考慮しなくてはいけない。エンジニアとしての実力を安売りせずに、能力に見合った報酬を得られる案件を選んでいくことが生き残る秘訣だ。

スキルアップも重要なポイントとなる。エンジニア関係の仕事には特定の資格を所有していなければ行えない物もたくさんある。
IT業界は20代から30代半のピークを過ぎると徐々に仕事が減っていくのが実情だ。そのため、持っている資格でできる仕事という働き方をしていると年齢を重ねた時に選択肢が無くなりかねない。隙間時間を使って積極的に新しい資格にチャレンジしていくことが、エンジニアとしての生存に繋がる。